まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

ねぱーるナンパ

ナンパなんてチキンなわたくしは不可能なのだけど、昨年夏はナンパを実施した。ネパールで。 相手は赤い装束のふたり。チベット僧、つまりは坊主2名である。 スワヤンブナートを下りてすぐの茶屋でスプライトを飲んでいたところ、2人はお茶を飲んでおり、た…

貧乏性アジア

なぜかインドネシアに縁がある。 初めて行った海外はインドネシアで、その後も大学の第2外国語でインドネシア語をやったりホームステイしたり。かれこれ4回は訪問している。 初めて行った当時は親戚がジャカルタに住んでおり、一家で訪問した。 子供心にたま…

好きなもんは好きやねん

「好きなものを、好きと言う」 何だか最近難しくなっていることのひとつだと思う。 学校や会社とかで「相手の都合」から物事を考えすぎて、何となく好きじゃないけど、ここは好きと言っておこう、みたいなことが横行しているように見える。 自分も陥っていて…

ニューヨーク電気アンマ事情

ちびっこ時代は残酷なほど笑いに貪欲である。アメリカに住んでいた幼少時代の90年代初頭、「少年ジャンプ」が流行っていて、そんなものを知らないアメリケンやチリやヒスパニックの友人に「マンガ」を見せては、「なんじゃこりゃー!」と盛り上がった。 その…

ハイ・クール!

数年ぶりに鎌倉を訪問。 わたくしは鎌倉マニアで、中でも寿福寺はフェイバリットである。 その寿福寺に行ったら、俳句ハイキングがあった。 以前、デンマークで著名な作家のHans Ottoという先生に頼まれて、俳句のレクチャーを実施した。 基本的な概念と日本…

家をつくろう

長いこと、古い建物を改築して住みたいなあ、と思っていて、思っているだけではアレなんで、実際やってみようとしている。 まずは物件なので、明日から探そうと思うのである。 まあ10年くらいかけてじっくり育てていきたいなあ、と。 東京でも地方でも、古い…

からだとわたくし

身体性、ということをよく考える。 数年前、心体がバラバラになってから、特に身体の様子を観察するようになった。 身体に意識が届くと、コントロールが利くようになる。そうすると、「ここまでできる」とか「これは無理だ」ということが身体を通してわかる…

国の精神年齢

東京は情報が本当に多すぎる。 アジアの国の都市部は看板とか宣伝の類は多いから、アジアの特性と言えるのかもしれない。 しかし東京の情報はものすごい。週刊誌の見出し、注意書き、多国籍な料理、、、これだけの情報を「こなせて」いるのだろうか。 欧州に…

あの日から

あの日、わたくしはまだ会社員をやっていて、神奈川の伊勢原にいた。5階から振り落とされる、と思った。 家と会社にすぐ連絡し、電気の復旧を確認してから車で横浜まで戻った。 長い道のりだった。 9時間近くかけて横浜に戻った。 途中、動画を確認して絶…

相撲祭り

本場所が始まるとどうしても相撲脳である。 今場所はやっぱり遠藤とか遠藤とか。 遠藤が2日連続で流血して、流血力士と言えば朝潮とか栃東である。 4代目朝潮というと、どうしてもモミアゲなわけだが、わたくしが初めて国技館の土俵で相撲を見たのは朝潮の引…

鳴戸部屋

昨日の日記はヒドイな…意味わからん。書いたことすら覚えてない。 本場所が始まった。 相撲見始めて約30年。それでも本場所が始まると嬉しい。 幼稚園の頃相撲にハマり、小学1年生のころ、実家の近所に鳴戸部屋ができた。 部屋ができた当初、そりゃもう祭り…

ねむい。とにかくねむい。 とにかくわたくしは「変わっている願望」みたいなものが多くて、なにかを主張されると、じゃあわたくしは少数派で、みたいなケースが多い。 まあそれはどうでもよくて、ということでよりいっそう主張すると、それが「変わっている…

観光客観光

そういえばツアー客にイライラしなくなったなあ、と思った。 以前はどこに行っても、 ツアー客がいると「ジャマ!」とか「なんで同じ行動すんねん!」とかいちいち優越感に浸った一人旅だったのだけど、今はほとんど思わない。 日本人のツアーが減り、インド…

英語落語

落語が面白い。 以前からたびたび寄席にも行っていたのだが、自分でやるようになってからさらに興味が出た。 しかし、じつは日本語でやったことはないのである。いきなり、思いつきで英語落語をやったのである。それもデンマークで。 なにか日本っぽいもの、…

ボレスマン

ミヒャエル・ボレマンスを見に原美術館へ行ってきた。 ボレマンスはすばらしかったが、久しぶりの原美術館はやっぱりたいそうよかった。 どうにも巨大美術館があまり得意ではなく(たまに行くんだけど)、東京にはあんまりない、このサイズの美術館は貴重な…

身体論

デンマークにいる間、あんまり本を読めなかったということもあり ほぼ毎日本屋に足を運んでおる次第です。 いやーやっぱ楽しいね、本屋は。 雑誌が異様につまらなくなった一方、 本は(自己啓発モノが多いものの)たくさん出ていて、立ち読みが楽しい。 特に…

結婚がわからない

結婚というものが謎である。 わたくしは結婚したいと思ったことがないので甚だ疑問なのだけど、あの制度はいったい何のためにあるのか。 中高生の時なんかは、女の子の家に行くなんてけしからん、とまわりは言っていたのに、社会人になればそろそろ結婚しろ…

途上なので

なんだかんだで、ここに書くことが一応続いている。 日々思うことはあるのだが、それがうまいこと外に出きらず、表現方法も絞れずに拡散してしまう。すると循環器とか自律神経の類がドロドロになって、腹に残る。 腹の中に残ってしまうと、体調が悪くなる。 …

相撲女子!

大阪場所である 最近特にハマっているのは、なんてったって「相撲女子」である。 相撲観戦に熱を上げる女子たちのことを勝手に名づけてるのだけど、近年わたくしのまわりで急速に増加している。 面白いのは、彼女たちの視点である。 我々が勝敗や立会いの技…

移動する旅

NHKで宗谷岬に集う若者を見ていて、なんだか懐かしいなあ、移動する旅、と思った。 以前、ベンチャーの社長と喋っていたら、移動する旅をするのは結局自分と対話してるだけ(酔っているだけ)だといわれた。 まあそうだと思う。 わたくしは旅に目的を持たな…

グッとくるもの

昨日「音」の展覧会に行ったのだけど、そこの作家さんがグレートだった。 作品のひとつに「音日記」があって、毎日録音してる音、例えばアメ横の音とか公園の音とかを聞いたのだけど、毎日何に感動して生きているのか、というのは切実だよなあ、と思った。 …

インドでやらかす

久しぶりに古い友人と飲んでいて、過去のやらかした話になった。 わたくしはスキが多く、頻繁にやらかす。特に印象的なのは、インド話。 ある町で、黄色スーツの男に「家へ来い」と勧誘され、アレコレを一緒にたしなむのもオツなんじゃないか、ってんでホイ…

日常なのです

いつからかわからないけど、わたくしは何かをする際「許可をもらう」人になってしまって、参っていた。 人が認めていないものはNGだと、長い間勝手に暗示をかけていた。そのため、他者の基準が自分の基準になって、自分の基準が他人で…あれ? 小学1年の頃は…

ヒーローになりたくば

わたくしは日々の生活は寡黙(だと思う)のだが、アジア諸国では周囲に人が寄ってくるので、めんどいけどしゃべらんといかん。 特におったまげたのがバングラデシュであった。 もう10年も前だけど、ダッカに行ったとき、わたくしはほとんどマイケル・ジャク…

相撲が好きである。 4歳のころから見始めたから、もうかれこれ28年は見ていることになるのだが、オリンピックロシアのキリル文字を見て、ふと思い出したことがある。 キリル文字って絵みたいだなーと思っていたわけだけど、そういえば幼少の頃、わたくしは相…

キエフへの亡命

キエフの街がえらいこっちゃである。 キエフには昨夏大変にお世話になったので、この動乱はなかなかどうして思うところがある。キエフにお世話になったのは他でもない、彼の地に亡命したためである。 昨年、わたくしはシェンゲンエリアに7か月オーバーステイ…

錦糸町、ドルトムント

錦糸町はドイツに似ている。なんといっても駅。ホームから降りていく感じと、降り切った時の広い通路が、おぉドイツ、と思う。いや、ドイツの駅全部があの感じじゃないんだけど、特にドルトムントの駅とかは非常に似ている感じがする。 そういえば昨年ドルト…

じいちゃんさま

じいちゃんは偉大である。 はじめて偉大だと思ったのは、自分が小学生のころ(つまり20数年前)に一緒に市民プールへ行った際、50メートルプールを息継ぎなしで泳ぎ切り、「おらもまだいけるでよ」と宣言したときであった。 耳がきこえないのに、聞いている…

灰になります

思うに、自分はどこかで「自分はたいしたものだ」と考えているんじゃないか、と思うわけである。 「リーマンやってた時ぁけっこうなもんだったんだぜ」とか 「でかいプロジェクト任されてさぁ」とか 「子供のころは絵の天才だったんだぜ」とかね。 そういう…