まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

じいちゃんさま

じいちゃんは偉大である。

はじめて偉大だと思ったのは、自分が小学生のころ(つまり20数年前)に一緒に市民プールへ行った際、50メートルプールを息継ぎなしで泳ぎ切り、「おらもまだいけるでよ」と宣言したときであった。

耳がきこえないのに、聞いている。トーストに納豆をかける。米国人のおじさんと建設中の家を2時間見学した(英語は話せない)。猫がストライキを起こした、と風呂に投げ込む。昨年、肋骨の骨折を2週間で治した。数々の伝説を持っている。

先日、じいちゃんの住む上田市も大雪が降った。3日後、市内で道路のアスファルトが見えていたのは幹線道路とじいちゃんの家の前だけだったという。

未だ偉大な92歳である。