まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

ボレスマン

ミヒャエル・ボレマンスを見に原美術館へ行ってきた。

 

ボレマンスはすばらしかったが、久しぶりの原美術館はやっぱりたいそうよかった。

どうにも巨大美術館があまり得意ではなく(たまに行くんだけど)、東京にはあんまりない、このサイズの美術館は貴重なもんです。

 

なんでこんなに巨大美術館が苦手かというと、これは昨日もちらりと書いた「身体論」ということなんじゃないかと思うのである。

自分の身の丈を大きく上回ってしまう建物は、ぶかぶかの服着るみたいで調子悪い。

 

あとは、あまりにも人工物すぎるのかもしれない。

芸術はアナログな深層に訴えかけてくるもので、ハコが人工物だと精神分裂を起こしてしまうような気がするのである。