「と」を掘る
じぶんは「と」みたいな人間だと思っている。
単体で強烈なタイプではないのだけれど、人の間に立つとわりと際立つタイプだと勝手に定義している。
なにかとなにかをつなぐ、接続詞としての「と」である。
仲人さんとかエージェントとかとも言うのかな。なかなかいい言葉がみつからなくて探しているところなのです。
仏教の言葉で「因縁果」というものがあって、因果を仲介するのが「縁」であるという考え方である。
まあ縁というのは人やものをつなぐもので、そんな場をつくりたいと思っている。
山形に暮らそう、という話があって、そこに乗りたいと思っている。
なんとなくいい感じの人たちが、手作りで生活をつくっている感じがして、何がどうなるのかわからないけど、そんな場を作れればいいなー。
山梨の話を聞いて、そこに暮らす人々の話も良かったのだけれど、なんとなく山梨は「レベルが高い」印象がある。
東京からほど近くて、東京である程度名前のある作家さんがいる印象である。その中にいれば、じぶんも上がっていけるのかもしれないが、じぶんは弱いものの味方でありたかったり、そんなに上昇な気性でもないので、ほどよい距離感がベストだと思うわけなのです。
そしてなにより、なにかにどっぷりつかることが可能なのは、情報から離れたところだと思うのです。
たまたまHubspotのculture codeを読んでいたのだけれど、すごくいいことが書かれていて、なかでも「熟達」について書かれたところがよかった。
「熟達」するには深く掘っていけ。人生は短い。
とても力強いメッセージだと思うし、これはヨガのティーチャートレーニングで、Patrickが言っていたことでもあるな、と思い出しました。
ひととひとをつなぐことを深く掘っていく、そろそろそんなステージに移行するタイミングだよな、と思うのです。