からだとわたくし
身体性、ということをよく考える。
数年前、心体がバラバラになってから、特に身体の様子を観察するようになった。
身体に意識が届くと、コントロールが利くようになる。そうすると、「ここまでできる」とか「これは無理だ」ということが身体を通してわかるようになる。
これが洗練されればされるほど、意識が磨かれ、心が鎮まる。
そうか、そうなってたんだ。ということが理解できるわけです。
横尾忠則は「精神なんて曖昧なものより、具体的な身体を意識したほうがいい」ということを言っていて、とても納得できる。
身体から心を見ればいいのかもしれない。
久しぶりにヨガに行って、本当にストンと落ち着き、そんなことを思い出した。