まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

仕事するってこと

どういうことなんだろな、ってことはよく考える。 わりと(予定外に)長く会社員をやってしまったわけだけど、まあ今考えると、やっぱりそれなりに給料はよかった。いわゆる「大企業」だったしね。 仕事=給料の額、だと思っていたと思う。 まあそれなりに能…

意味のこと

絵を描くときもずいぶん意識的なこともあったけど、最近はもうどうでもよくなって、かっこいい感じになればいいと思って意味をすっぽり捨てるようにしている。 そうはいっても意図は入ってくるのだけれど、なるたけ口をあけた状態であんぐり行くのがいい感じ…

絵を描く

とても天気が良かったので、絵を描いた。 天気がいいのに、なんでインドアやねんって感じだけど、まあいいでしょうが。 描きはじめたらずいぶん楽しくなってしまって、ぎょうさん描いた。 しばらく描いてなかったので、やっぱり作って外に出すと、無心になっ…

旅の変容

じぶんの旅のスタイルは、ここ数年でずいぶん変わった気がする。 かつてバックパッカーだったころは(いまでもバックパックで旅してるから「バックパッカー」だけど)その場で行き会った場所に泊まり、人と会い、気の向いた先に行く、そんな感じだった。 よ…

「と」を掘る

じぶんは「と」みたいな人間だと思っている。 単体で強烈なタイプではないのだけれど、人の間に立つとわりと際立つタイプだと勝手に定義している。 なにかとなにかをつなぐ、接続詞としての「と」である。 仲人さんとかエージェントとかとも言うのかな。なか…

ひとのつながりのこと

人間関係はだいじだというが、まったくその通りだと思う。 土日はつくば方面と東京で、それぞれひさしぶりの人にたくさん会った 一堂に会したわけではなく、それぞれ店を構えるひとや、作家さんやらに会いに行ったわけだが、なつかしい人もたくさんで、でも…

わるくない老い方

何の気なしにまたブログを書きはじめたけど、2年前にけっこう書いててたまげた。 こんなに書いてたんだ? ふーむ、そんなこと考えてたなあということもあるけど、概ねいまとあまり変わらないことを書いている。変わらないことがいいことなのか、そうでない…

からだの感覚と表現

ひさしぶりに、平日ヨガにいってきましたよ。 まあやっぱりきもちえがったわけですが、 クラスに行ったら、ドレッド風のラテン系の男の人に急に声をかけられたのです。 「ハンドスタンド、できる?」 いや、まあできたりできなかったりだよ。というと、ちょ…

SUEOさんのアイデア

スエオさんの展示、いってきましたよ。 いやー完成度が高くてすばらすかった。 古着を使ってどうぶつをつくっていらはるのですが、どれもかわいいしファンタジックでとてもすばらしすでした。 nativevillage.jp そしてなにしろスエオさんとお話できたのがよ…

横尾忠則

横尾忠則が言うとった なんかきのう、毎日やるのが大事だ、なんてのたまってたら ちょうそ今日のほぼ日で横尾忠則がこんなこと言うておりましたとさ↓ www.1101.com 横尾先生曰く、 時間よりも、むしろ何を何回やったかという「回数」のほうが、大事なんです…

得意なことはないけれど

得意なことが無い。 これはわりと長い間自分が思い悩んできて(いまも)未だ解決できぬ難事件なのです。 そしてまわりをみわたすと、同じような悩みを抱えている人はじつに多いなあ、と思う。 しかし、そもそも、と思うのです。 得意なことがあれば、それな…

本場所でお勉強

今場所ほど国技館に足を運んだことはない。 観戦で2日、仕事で3日である。そしてあと2日行く予定。 外人に相撲通訳してて面白いのは、何を聴かれてもほぼ答えられることなのである。ちなみにじいちゃん、ばあちゃんの質問にもほぼ回答できる。たまにコアな質…

アートとは何か

国立新美術館の「イメージの力」展が大変におもろい。 特にパプアニューギニアやアフリカのお面や衣装の造形の異形ぶりにぐっとくるわけだけど、今日はギャラリートークに参加。 ハワード・モーフィというアボリジニ研究のおっちゃんが「アートとは何か」と…

升席の塩梅

大相撲の初日を観戦。 日本にいるとき、東京場所は必ず行くようにしているわけだが、やはり初日は独特の熱気があってよいものです。 はてさて、注目点はたくさんあったのですが、今回気になったのは「3人升席」でしたな。 友人3人での観戦でしたので、ぴあで…

肉を切る人

ブラジル流の肉を食いに行ったら、アフリカ帰りの兄ちゃんが働いてた。 なぜ肉を切っているのか、と聞いたところ アフリカで食料系の援助をやっていたが、たまたまレストランのオーナーと知り合いで、「お前は肉を切れ」ということで肉を切っているというこ…

YO LA TENGO

本日YO LA TENGOのライブ。 ライブは久しぶりだったけど、一発目からド・ノイズでもっていかれた。やっぱりノイズはいい。健康だもの。 彼らはいろんなとこで見たけど、なぜか印象に残っているのが、ひとつまえのアルバムのポスター。 このポスターはわたく…

日本もまだ広い

復帰しました。 人が休んでいる間に仕事をするというポリシーのため、連休中は北アルプス界隈の旅館で布団を畳んだりしていた関係でまったく電波が不通でした、ハイ。 何よりフムフムと思ったのはツアー客と呼ばれる方々であった。 面白いなーと思ったのが、…

乗り遅れました、サー②

納得いかなかったから「まだ間に合う」の一点張りで強行。 兄ちゃん達はモゴモゴしながら、 「責任者って…なあ?」とかやってるうえ、 「あ、ちょっと電話つながらないし、いないかも…なあ?」とか言ってるので 「えーからそいつんとこ連れていかんかい!」…

乗り遅れました、サー①

どこに行ってもおばちゃんは最強である。 バンコクからビエンチャンに行ったとき、リアルに飛行機を逃しそうになった。 大量のテレビを運ぶインド人に囲まれ(後に彼らは「テレビ密輸入ツアー」だということが発覚!)てしまい、1時間半前に着いてたのに、カ…

ホタルノヒカリ

ラオスと交信をしていたら、5月末、ラオスでは蛍が見れるという。 そういえばマレーシアでも蛍を見た。 この時は珍しく友人と旅行した。と言っても、クアラルンプールのでっかい旗の前に集合!という掛け声のもと、電波少年的に出発から遭遇までを自撮りする…

ゴミを、拾う

ゴミを拾っていて思うのは、日本にはゴミが無いなあということである。 いやボランティアとかで拾っているわけではなく、渋い色合いの壁紙とか剥げかけのテープを見ると回収したくなるのです。 海外で町を歩くと次々お宝なきれっぱしが風に吹かれてやってき…

ラオス ポヨヨン

ラオスで織物の勉強をしている友人が作ったバッジを販売するってんで、行ってきた。 本人はいなかったけど、素材も色もラオス的ほのぼの感満載であった。 ラオスという国は「昭和」感満載で、ちびっこたちが裸で川を泳いでいる感じ。なにしろ犬や猫が幸せそ…

チェコと警察②

ということで麻薬取引の疑惑で拘束されそうになったわたくしはびびった。 ジーザス、冗談じゃないよ。 警察風の大柄な男たちはヒアリングをしたあとに、パスポートやらをチェックして何とかOKとなるはずだった。 が、なぜか携帯で電話していた男が、クレジッ…

チェコと警察

わたくしは本当にトンチキな人間であるよなあ、と思うことが間々ある。 チェコに行ったのはもうかれこれ10年も前。 そのときはロンドンからバスでプラハまで行ったわけであるが、まず真冬に行くというトンチキぶり。寒いうえにドイツ人ばっかりで、なんじゃ…

営業の世界

世の中が「営業」でできているようにみえるのはわたくしだけか。 平日都内を歩いている人を見ると、疑いも無くサラリーメンの方々が最も多い。そしてこのほとんどが「営業」であると推察されるのだが、こんなに必要か?営業… かくいうわたくしもその一部だっ…

バヌアツ・ゴッドファーザー②

唐突に登場した冗談のような名の「ジョン・マルコム」 一体何者? ノルウェー野郎、答えまくる。 ジョン・マルコムは「レフュジー(難民)」という名の弁護士事務所をやっているんだ、笑えるだろ?こいつは裁判で10戦負けなしの野郎でそいつが検察側として現…

バヌアツ・ゴッドファーザー①

本当のところ、というものはなかなかわからぬもの。 バヌアツに行ったとき、ノルウェー人の男と同室になった。 見ようによっちゃかっこよいのだが、聞くと6年も旅をしており、かれこれ3か月もバヌアツにいるという。 ある日の朝食、イスラエル人カップルを交…

干物男でいきます

そろそろ引っ越しでもせなあかんな、ということでシェアハウスを見てきた。 デンマークに行く前は戸越に住んでいた関係で、すっかり品川区や大田区ラヴァーになったため、その辺りへ出向いたわけです。 早速コモンスペースでオーストラリアンとドイチェが朝…

じいちゃんの紐育

紐育滞在中の弟から、昔住んでた家の画像なんかも送られてきた。 そこに隣の家の画像もあった。 この家は当時(92年くらい)にちょうど建設していた家なのだが、色も塗り替わってちゃんと存在しているのがシュールに映った。 この家を見ると思い出すのが、じ…

クリスチャニアのジャーマンソルジャー③

このシリーズ飽きたので、無理やり終わらス。クリスマスは巨大な倉庫みたいな所で、近隣の住民や宿無しの方が大集結(1万人はいたか?)して、無料の配給とワイン。うまかった。 そしてステージ乱入しまくりのコンサートと、「スコール!」の大合唱でアナー…