まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

ゴミを、拾う

ゴミを拾っていて思うのは、日本にはゴミが無いなあということである。 いやボランティアとかで拾っているわけではなく、渋い色合いの壁紙とか剥げかけのテープを見ると回収したくなるのです。 海外で町を歩くと次々お宝なきれっぱしが風に吹かれてやってき…

ラオス ポヨヨン

ラオスで織物の勉強をしている友人が作ったバッジを販売するってんで、行ってきた。 本人はいなかったけど、素材も色もラオス的ほのぼの感満載であった。 ラオスという国は「昭和」感満載で、ちびっこたちが裸で川を泳いでいる感じ。なにしろ犬や猫が幸せそ…

チェコと警察②

ということで麻薬取引の疑惑で拘束されそうになったわたくしはびびった。 ジーザス、冗談じゃないよ。 警察風の大柄な男たちはヒアリングをしたあとに、パスポートやらをチェックして何とかOKとなるはずだった。 が、なぜか携帯で電話していた男が、クレジッ…

チェコと警察

わたくしは本当にトンチキな人間であるよなあ、と思うことが間々ある。 チェコに行ったのはもうかれこれ10年も前。 そのときはロンドンからバスでプラハまで行ったわけであるが、まず真冬に行くというトンチキぶり。寒いうえにドイツ人ばっかりで、なんじゃ…

バヌアツ・ゴッドファーザー②

唐突に登場した冗談のような名の「ジョン・マルコム」 一体何者? ノルウェー野郎、答えまくる。 ジョン・マルコムは「レフュジー(難民)」という名の弁護士事務所をやっているんだ、笑えるだろ?こいつは裁判で10戦負けなしの野郎でそいつが検察側として現…

バヌアツ・ゴッドファーザー①

本当のところ、というものはなかなかわからぬもの。 バヌアツに行ったとき、ノルウェー人の男と同室になった。 見ようによっちゃかっこよいのだが、聞くと6年も旅をしており、かれこれ3か月もバヌアツにいるという。 ある日の朝食、イスラエル人カップルを交…

クリスチャニアのジャーマンソルジャー③

このシリーズ飽きたので、無理やり終わらス。クリスマスは巨大な倉庫みたいな所で、近隣の住民や宿無しの方が大集結(1万人はいたか?)して、無料の配給とワイン。うまかった。 そしてステージ乱入しまくりのコンサートと、「スコール!」の大合唱でアナー…

クリスチャニアのジャーマンソルジャー②

朝起きると外でワンワンが吠えている。超神経質デン人のラッセー君はそれが気に入らず、「ここはならず者ばかりで下手な反抗もできない、くそったれたところさ」と言っていて、だったらさっさと出ればいいと思うんだ、おじさん。大きな窓からはクリスチャニ…

クリスチャニアのジャーマンソルジャー①

12年のクリスマス、わたくしはデンマークはクリスチャニアにおった。 友人のひとりがクリスチャニア在住。家族とは疎遠だというので2週間ほど滞在させてもらったのだが、たいそう愉快な滞在であった。 彼はラッセー君という変わり者で、32歳無職で政府の援助…

空港協奏曲

空港のランキングを見ていたら、NYのラガーディアが’Awful’という評価を受けていて笑った。 わたくしがNYにいた20年前からどいひーだったが、まあでもそれは「先進国の中では」である。 今まで、笑っちゃう空港(国際空港に限る)はビエンチャン、サナア、カ…

歩くデンマルク人

デンマーク人はとにかく「歩く」とにかく歩く。 比喩でも何でもなく、文字通り「歩きまくる」 「娯楽」と言ってはバスに拉致監禁され、何もないところに放り出されて、丸一日とにかく歩きまくった。 「なんでこんなに歩くの?」と聞くと、「ほかに楽しみがな…

最強の飛行機

渋谷タワレコのトイレがウォシュレットでたまげた。 日本は設備が整っていてたいへんすばらしい。 アジアでも中東でも、中米やヨーロッパですら、こんなに整っていなくてたまげる。 笑ったのは、悪名高きロシアの飛行機エアロフロートであった。 モスクワか…

イラクの男

テレビでイラクを見ると思い出すことがある。 イエメンの砂漠の街・サユーンでバッタを大量に袋に集めている人たちがいた。 よく集めましたな、なんて話をしていたところ、やたら陽気な男が寄ってきて、日本人と見るや「アジアカップはもらったぜ!」と肩を…

傘が無い

小雨の時は傘をさすタイミングがわからない。 一応傘を持っては出かけても、強く降らないとさすことはない。 東京にいて思うのは、みんな傘が好きだな…ということである。見方によっては「ちょっと降ればさす」から、わかりやすいと言えばわかりやすい。 ア…

ねぱーるナンパ

ナンパなんてチキンなわたくしは不可能なのだけど、昨年夏はナンパを実施した。ネパールで。 相手は赤い装束のふたり。チベット僧、つまりは坊主2名である。 スワヤンブナートを下りてすぐの茶屋でスプライトを飲んでいたところ、2人はお茶を飲んでおり、た…

貧乏性アジア

なぜかインドネシアに縁がある。 初めて行った海外はインドネシアで、その後も大学の第2外国語でインドネシア語をやったりホームステイしたり。かれこれ4回は訪問している。 初めて行った当時は親戚がジャカルタに住んでおり、一家で訪問した。 子供心にたま…

観光客観光

そういえばツアー客にイライラしなくなったなあ、と思った。 以前はどこに行っても、 ツアー客がいると「ジャマ!」とか「なんで同じ行動すんねん!」とかいちいち優越感に浸った一人旅だったのだけど、今はほとんど思わない。 日本人のツアーが減り、インド…

移動する旅

NHKで宗谷岬に集う若者を見ていて、なんだか懐かしいなあ、移動する旅、と思った。 以前、ベンチャーの社長と喋っていたら、移動する旅をするのは結局自分と対話してるだけ(酔っているだけ)だといわれた。 まあそうだと思う。 わたくしは旅に目的を持たな…

インドでやらかす

久しぶりに古い友人と飲んでいて、過去のやらかした話になった。 わたくしはスキが多く、頻繁にやらかす。特に印象的なのは、インド話。 ある町で、黄色スーツの男に「家へ来い」と勧誘され、アレコレを一緒にたしなむのもオツなんじゃないか、ってんでホイ…

ヒーローになりたくば

わたくしは日々の生活は寡黙(だと思う)のだが、アジア諸国では周囲に人が寄ってくるので、めんどいけどしゃべらんといかん。 特におったまげたのがバングラデシュであった。 もう10年も前だけど、ダッカに行ったとき、わたくしはほとんどマイケル・ジャク…

キエフへの亡命

キエフの街がえらいこっちゃである。 キエフには昨夏大変にお世話になったので、この動乱はなかなかどうして思うところがある。キエフにお世話になったのは他でもない、彼の地に亡命したためである。 昨年、わたくしはシェンゲンエリアに7か月オーバーステイ…

錦糸町、ドルトムント

錦糸町はドイツに似ている。なんといっても駅。ホームから降りていく感じと、降り切った時の広い通路が、おぉドイツ、と思う。いや、ドイツの駅全部があの感じじゃないんだけど、特にドルトムントの駅とかは非常に似ている感じがする。 そういえば昨年ドルト…