国立新美術館の「イメージの力」展が大変におもろい。
特にパプアニューギニアやアフリカのお面や衣装の造形の異形ぶりにぐっとくるわけだけど、今日はギャラリートークに参加。
ハワード・モーフィというアボリジニ研究のおっちゃんが「アートとは何か」というところに切り込んでいた。
これら土着の仮面や道具がアートとして成り立つのは現代の「解釈」だから成り立っている。
これは見る側の「ルール付け」の話で例えばデュシャンやウォーホルがやったことと同じなのだと思う。
こう考えるとやっぱり「アート」というのは後付であって、もともと意図しないところから発露した「なんかかっこいいから作ろうぜ」ということが本当だと思うのである。