まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

SUEOさんのアイデア

スエオさんの展示、いってきましたよ。

いやー完成度が高くてすばらすかった。

古着を使ってどうぶつをつくっていらはるのですが、どれもかわいいしファンタジックでとてもすばらしすでした。

nativevillage.jp

 

そしてなにしろスエオさんとお話できたのがよろしかったのだ。

いろいろ話をしたけど、とにかく印象に残ってて、おもしろいなーと思うたことがふたつありましたのです。

 ・動物は、ホンモノを見ない

 ・ファッションの世界に行ったのに、図面がひけなかった

 

動物は、ホンモノを見ない

この話がいちばんおもしろかったなー。

なかなかリアルな人形を作っているのだけれど、ホンモノや図鑑を見ると、逆に想像が膨らまないという。

人のスケッチや何かのパッケージなどを見てじぶんでスケッチをすると、広がりができるのだそう。

たくさんのイワシが展示室を泳いでいたのだけれど、それもオイルサーディンのパッケージを見て作ったという。

 

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いやはや、じつに参考になった。

 

図面がひけない

ファッションの、図面をひくコースに入ったのに、早々に図面がひけないことを知ったスエオ氏は、すぐに図面をひくのをあきらめ、一人黙々と好きだった動物を縫っていたらしい。ファッションなのに。

これもいいなーと思ったのが、早々にできないことを捨てて、好きなことに走ったってところですな。

人間やっぱり、何をやらないか、が肝心なんだと思うんだな。

 

まあスエオ氏は面白い人で、ぼへーっとした感じなのにブレない感じ、そして「空」を発注されたのに「水」にまつわるものばかりだった、てところにセンスを感じる。

やっぱものを作る人は、じぶんの感覚に正直でないとね!

チャオ!