オザケンの詩
理解していると思っていても、わかっていないことはたくさんある。
いいともに出演したオザケンを見て思った。
特にオザケンのファンではないけど、90年代を生きていれば当然耳に入ってきて、すごいなーと思うことは結構あり、世の中のそんな声は、やいのやいのであった。
しかし本当にこの人のことを評価できていたひとは、どれだけいたのだろうか。
詩の「当り前さ」を正面から見ていた人はどれだけいたのか。
タモリは本当にわかっていたんだと思う。
当たり前のことを当たり前として受け止めて、それをシンプルな風景に歌う。そしてそれは万人共通のリアリティー。
これは、とてつもないことなんだと、今になると少しだけわかるような気がする。