まあ、そんな感じで

徒然なるままにヒグラシ

わるくない老い方

何の気なしにまたブログを書きはじめたけど、2年前にけっこう書いててたまげた。

こんなに書いてたんだ?

ふーむ、そんなこと考えてたなあということもあるけど、概ねいまとあまり変わらないことを書いている。変わらないことがいいことなのか、そうでないのかはよく分からないですな。

 

この2年間、何をしていたのかな、ということはよく考える。

 

もちろん2歳分確実に年齢を重ねて、もはや35になってしまい、それでもこんなふらふらしていていいのか、と自問したりもする。

 

でも、ま。いいのかなこれで、と思う。

だって自分で選んだんだもんね。

 

先日、姉の結婚パーティ(相手がおフランスなのでパーリーな感じ)に行ったとき、ひさびさにおじさん(父の妹の旦那)のトミーに会った。

けっこう変わった人で、会社ではたらきながら世界中自転車で旅してまわっていた。ずっと漫画家になろうとしていて、年賀状なんかはやたらマンガタッチのものが良く届いた。

なかなか軽いノリで、よくうちの母をナンパ(?)していた。

 

奥さんであるぼくのおばさんは、ぼくが小学生くらいのときに亡くなって、トミーはいとこ2人(女の子)を男手ひとつで育てたわけだ。おもろいおっちゃんだが、すごいひとやったんやなあ、と今になって思ったりもする。

 

トミーに会ったのはもう10年ぶりくらいかもしれないのだけれど、知らん間に坊主になっていて、ガタイもよくてなかなかイケてるおじさんになっていた。こどもたちからはなぜか「校長先生」と呼ばれていて、ずいぶんかわいがって(?)もらっていた。

いまは登山にハマっていて、やっぱりあちこち旅しながら山を登ったり、ラオスの河を上ったりしている画像を見せてもらった。

なかなか楽しそうに生活していて、いい感じだな、と思ったりした。

 

まあ漫画家になりたいような人だから、ずいぶん「しょうもないヤツだ」と言われていたけど、結果的にしょうもないヤツでいたことが悪かったかと言えばそんなことなくて、ずいぶん周りから愛されているナイスなヤツだと思うわけだ。

 

まあ自分もたとえば30年くらいして、「しょうもないけどおもろいおっちゃん」と言われるようになっていれば、悪くないかな、と思ったりもする。

 

この2年もじつに波乱万丈いろいろあったけど、もはやそれはじぶんの「業」みたいなものだ。

またおいおい、トマトにまつわるハチャメチャ談はしていこうと思う。